2020年01月15日

阪神・淡路大震災から間もなく25年

私は大学の4回生で、その時も夜中まで遊んでいたので家に帰ってきたのは2時前頃だったように記憶している。帰りが遅くなったので高速を使って帰ってきた。あと数時間帰宅が遅ければ、もしかかすると私も大きな被害を受けていたかもしれない。

その日の午前5時46分頃突然大きな縦揺れが起こった。それまで関西では小さい地震も少なかったので大きな地震など無いと思っていたから、この体験した事の無い大きな揺れに飛び起きた。すぐにテレビをつけると震源地は兵庫県の淡路島北部付近だと伝えていた。次第にあたりが明るくなってくる頃には、あちこちで大きな被害が出ていることが伝えられた。JRや私鉄の全線で運休されていたけれど当時バイトしていた大阪市内にあるオフィスまで車で向かった。道路も大渋滞で歩いている人たちも大勢いた。

会社にはすでに数人の社員の方々が徒歩やタクシーなどで出社していて、散乱している書類や水浸しになっている廊下などの片づけにあたっていた。衝撃だったのが会社の向かいにあるお風呂屋さんの煙突が根本から折れていて隣の家を直撃していた。非日常の世界がそこには広がっていた。

あの時から早くも四半世紀が経とうとしている。
posted by kiwi at 11:27| つぶやき